テクニカルガイド

入稿データのチェックポイント

データご入稿前に、下記事項をもとに、今一度入稿データをご確認下さい。


サンプルセット

  • ご入稿頂きましたデータは、当社スタッフが確認致します。チェック時に不備がありました場合、ご連絡致します。
    • ※データチェックは印刷可能であるかのチェックであり、デザインや内容のチェックではありません。
    • ※データ不備によるトラブルは、当社は一切の責任を負いません。
  • 出力するデータ以外はフォルダ内に入れないで下さい。
  • 確認画像 (スクリーンショット、PDF、JPEG等)を必ず添付して下さい。

    ※確認画像の添付が無い場合、作業を中止することがあります。

  • データに天地指定がある場合は、トンボの外に必ず表記してください。
  • 他社様と弊社の印刷色の管理システムの違いで、他社様の印刷物と同じ色には仕上がりません。また印刷物への色合わせも行っておりません。
  • 色合いなど仕上りが不安な場合や、紙種によっても色合いの差が出る為、有料サンプル印刷(校正刷)をご注文されることをお勧めします。

イラストレーター(Adobe Illustrator)ai形式 について

【フォント・文字について】

  • フォントはアウトライン化した状態でご入稿下さい。アウトライン化は全てのロックを解除した上で行って下さい。
  • サンプルセット
  • 文字サイズは、5pt以上の設定をお願いします。5pt未満の文字サイズの場合、文字がつぶれ気味となり、読みづらくなる可能性がございます。

  • 【色指定について】

  • カラーモードはCMYKモード・CMYKカラーで作成して下さい。(RGBカラーや特色はCMYKカラーに変換して下さい)
    • ○RGBカラーや特色はCMYKカラーに変換して下さい
    • ○RGBで入稿された場合、当社にてCMYKへ自動変換いたしますが、色味が変わったり、くすんだりする可能性がありますのであらかじめご了承ください。

  • 画像や色指定においてCMYKの全てが100%(合計400%)またはそれに近い数値で作成されますと、トナーの剥がれや割れが起こる場合があります。
    サンプルセット
    • ○CMYK合計値を300%未満で作成する事をお勧めします。
    • ○リッチブラックも同様ですが、文字や罫線などは印刷ズレ(見当ズレ)により、にじんでボケた印象になったり、白抜きの場合は可視性を損なうことがありますので、墨ベタ(K100%)をお勧めします。

  • 【配置画像について】

  • 配置画像がある場合、aiデータファイルと同じフォルダに入れた状態でご入稿ください。配置した画像をお送りいただけないと、データチェック時に画像が表示されません!※リンクではなく『埋め込み』した画像はデータチェック時に画像が表示されます。

  • 配置画像は同一階層にまとめ、配置後に画像の名前や階層を変更しないで下さい。リンク切れになります。

  • フォルダ名にご注意ください。文字化けが起きたり、ファイル名が正しく表示されない可能性でリンクできないことがありますので下記の注意点を参考にフォルダ名を付けてください。
    • ○日本語(2バイト文字)なら15文字以内、英数(1バイト文字)なら31文字以内でファイル名を付けてください。
    • ○機種依存文字、半角カナ文字は使用しないでください。代表的な機種依存文字は、丸囲み数字、ローマ数字、単位などが挙げられます。

  • 画像は必要最小限の範囲にトリミングし、解像度は出力サイズによりますが、実寸で、カラー・グレースケール(300~350dpi)、モノクロ2諧調(800~1200dpi)程度を推奨します。
  • QRコード印刷について
    • ○サイズは一辺1.5~2cm程度(推奨 ※一般的に読み取りやすい大きさ)で作成してください。
    • ○縦横比は1:1にし画像解像度は200~350dpi程度(推奨)で作成ください。
    • ○必ずお客様ご自身にて、読み取り確認をしてください。弊社では読み取り確認は致しません。
    • ○上記項目について、弊社では確認作業は致しませんので 十分ご確認の上ご入稿お願い致します。


  • 【画像の黒とオブジェクトの黒の濃度差】

  • イラストレーターで作った黒のオブジェクトに、背景が黒の画像を重ねた場合モニター上では背景がなじんでみえますが 印刷すると、同じく見える黒でもCMYK数値が異なるため濃度差がでてしまうことがあります。原因としては印刷時、画像の黒はカラー設定でRGBからCMYKに変換される際、4色掛け合わせの黒になります。 その場合、背景オブジェクトの黒(K100やリッチブラック)とCMYKの数値が異なる為です。このような、デザインをされる際はスポイトなどで画像とオブジェクトの黒のCMYK数値を合わせてご入稿ください。
    サンプルセット


  • 【オーバープリント設定はしないでください】

  • Illustratorの機能「オーバープリント」の設定は避けてください。オーバープリントとは色と色を重ねて印刷することを指します。重なり合ったオブジェクトや色も、混ぜ合わさった状態で出力されるものですが画面上では確認出来ず、意図しない仕上がりになりトラブルの原因となります。また意図して使用いただいても「オーバープリント」の設定は、データチェック対象外になりますのでご注意願います。


  • 【ブラックオーバープリント】

  • K100%の黒でも若干の透過性があり、背景色や絵柄が透けてしまう場合があります。(※K100%オブジェクトは見当ズレを防ぐため、自動でオーバープリント(スミ乗せ処理)になるため)
    • ※黒で透過を防止したい場合
    • ○K100% + CMYの数値をどれか1%加える
    • ○リッチブラック(例 C40 M40 Y40 K100)などにするなどの処理が必要になります
    • ※レジストレーション指定は各色100%、合計400%となり、トナー剥がれの原因になりますので指定しないで下さい。
    • ※また、これらはデータチェック対象外になりますのでご了承ください。
    サンプルセット

  • 【その他の注意事項】

  • トンボの外側にある、不要なオブジェクトは全て削除して下さい。
  • 罫線は、必ず線幅(0.3pt以上を推奨)設定し(0ポイントは不可)「塗り」ではなく「線」で指定して下さい。
  • 複雑なパスやフィルタを多用している場合、正常に印刷されないことがあります。
  • 「透明」効果をお使いの際、画面上では透過しているように見えても、実際の印刷では反映されない場合があります。

    ※不透明度50%以下になりますと、画面上では薄く色がついている様に見えても実際の印刷では、色が表現されていないなど画面上と実際の印刷物に差が出る場合がありますのでご注意ください。

  • 保存する際、正しい出力をするためにも、カラープロファイル(ICCプロファイル)を埋め込まないで下さい。 ※ICCプロファイルが埋め込まれていますとRIP処理に不具合が起き、正確な色分解が行われません。

フォトショップ(Adobe Photoshop)psd形式について

【テンプレート作成時の注意点】

  • テンプレートのレイヤーと、印刷デザインは統合(結合)せずにご入稿ください。
    • ※ガイド線のレイヤーにデザインが配置されていると、テンプレートの線までいっしょに印刷されてしまいます。テンプレートの『デザインはコチラ』のレイヤーに印刷するデザインは全て配置して、印刷デザインと型抜きラインはレイヤーを分けた状態でご入稿をお願い致します。

  • テンプレートの解像度・サイズは変更しないでください。
    • ※テンプレートは【仕上がりサイズ原寸】【印刷適性解像度(300~350dpi】で  作成しています。


  • 【フォント・文字について】

  • フォント(文字)はラスタライズしてご入稿下さい

  • サンプルセット

  • 文字サイズは、5pt以上の設定をお願いします。5pt未満の文字サイズの場合、文字がつぶれ気味となり、読みづらくなる可能性がございます。

  • 【色指定について】

  • カラーモードはCMYKモード・CMYKカラーで作成して下さい。(RGBカラーや特色はCMYKカラーに変換して下さい)
    • ○RGBカラーや特色はCMYKカラーに変換して下さい
    • ○RGBで入稿された場合、当社にてCMYKへ自動変換いたしますが、色味が変わったり、くすんだりする可能性がありますのであらかじめご了承ください。


  • 【その他の注意事項】

  • 複雑なパスやフィルタを多用している場合、正常に印刷されないことがあります。
  • 保存する際、正しい出力をするためにも、カラープロファイル(ICCプロファイル)を埋め込まないで下さい。 ※ICCプロファイルが埋め込まれていますとRIP処理に不具合が起き、正確な色分解が行われません。
  • 印刷に不必要なレイヤーは削除してください。
  • EPS形式で保存する場合は「ハーフトーンスクリーン情報を含む」と「トランスファ関数を含む」のチェックをはずして下さい。

JPGテンプレート制作時の注意点

【テンプレートに 印刷したいデザインや画像を配置した状態で入稿してください。】

  • ガイド線が見えいている状態だと、印刷した時にガイド線が出てしまいます。ご希望のデザインに合わせて、下記①②のどちらかの状態でご入稿ください。

    ①ガイド線の上に画像を載せて、『見えないように隠した状態』にしてください。

    サjpg

    jpg

    ②ガイドの内側にだけ印刷したい場合は『四隅のトンボだけ残した状態』にしてください。

    jpg

    jpgト

  • テンプレートの画像解像度は変えないでください。
  • 全面に画像や色を配置する場合は、商品の仕上がり線(赤線)に対し、塗り足し線(緑線)まで3mmの塗り足しが必要です。
  • 仕上がり線(赤い線)ぎりぎりに配置されている文字等は切れてしまう可能性がありますので、安全ライン(水色の線)内にレイアウトをして下さい。

自分でテンプレートに画像を配置するのが難しい場合は…

画像配置を【テンプレ印刷ドットコム】で承ります!

  • ご注文に『1,100円(税込)~』が追加となります。
  • 画像配置以外の調整(サイズ調整等)がある場合は料金が変動する場合がございます。

デザインの作成をご希望の場合は…

その他

  • 他社様と弊社の印刷色の管理システムの違いで、他社様の印刷物と同じ色には仕上がりません。また印刷物への色合わせも行っておりません。
  • 色合いなど仕上りが不安な場合や、紙種によっても色合いの差が出る為、有料サンプル印刷(校正刷)をご注文されることをお勧めします。